ビール検定の勉強中に知ったビール雑学5つ
ビール検定まであと10日になりました。本番に向け、絶賛勉強中のkoogawaです。
今日は勉強中に知ったビール雑学をいくつか紹介したいと思います。
世界一苦いビール
ビールの苦さを示す数値として、ホップの成分であるアルファ酸の濃度を示すIBU(International Bitterness Units)を使います。このIBUが世界一高いのは、カナダのフライング・モンキーズ社の「アルファ・フォニケーション」と言われています。日本の標準的なビールのIBUは15〜30であるのに対し、このビールはなんと2500という苦さを誇っています。どんだけ苦いのか、機会があれば味見してみたいものです。
写真はこちら(外部サイト): http://www.ratebeer.com/beer/flying-monkeys-alpha-fornication/147693/
世界一アルコール度数が高いビール
こちらの記事でも紹介しましたが、2014年4月時点で世界最強なのは「スネークヴェノム」というビールです。アルコール度数はなんと67.5%!
(出典:http://brewmeister.co.uk/)
スコットランドのBrewmeister(ブリューマイスター社)で醸造されたビールで、スタイルはアイスボックです*1。危険なので、瓶には黄色い帯が巻いてあるそうです。こちらも機会があれば、一滴だけでも飲んでみたいものです。
世界一ビールの消費量が多い国
2012年の国別ビール消費量は次のようになっています。
- 1位:中国(4420万㌔㍑)
- 2位:アメリカ(2418万㌔㍑)
- 3位:ブラジル(1280万㌔㍑)
(出典:キリン大学レポート)
中国は人口増加や経済成長に伴う生活水準の向上などもあり、2003年から10年連続で1位となっているそうです。
ちなみに、一人あたりのビール消費量で計算すると、次のような結果になります。
(出典:キリン大学レポート)
1位のチェコは20年連続で首位を守っているそうです。1年で148㍑ということは、単純計算で毎日400mlは飲んでいることですな…(゚A゚;)ゴクリ
世界初の缶ビール
1935年(昭和10年)、アメリカのクレーガー・ビール社とアメリカン・カン社の協力により世界初の缶ビールが販売されました。
世界初の缶ビールは、現在のようなプルタブ式ではなく、コーントップ型という王冠を用いたタイプでした。缶の横には、缶の開け方や飲み方などが書いてあったそうです。
(出典:www.sapporobeer.jp)
ちなみに、日本初の缶ビールは昭和33年に発売されたアサヒゴールドだそうです。
2010年に、復刻版が数量限定で全国発売されました。
(出典:www.asahibeer.co.jp)
ヱビスビールの秘密
ヱビスビールのびんには、数百本に1本の割合で「ラッキーヱビス」と呼ばれるものが存在するようです。通常のラベルとは違い、恵比寿様の魚籠の中にも鯛が入っているそうです。
▼これは通常のロゴ
(出典:www.sapporobeer.jp)
お目にかかれたら非常にラッキーですね。
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これらの内容は過去のビール検定でも出題されているので、しっかり押さえておきたいと思います(`・ω・´)ゞ
*1:アイスボックは、ボックを凍らせることでアルコール度数を高くしたビールのことです。